いま現在、僕はこのブログを「https://bibo-log.info」というURLで公開しているのですが、この状態にするまでに僕にとってはなかなかにメンドーだったので、忘れないようにその手順を残しておこうと思います。
作業の途中では、先人の方々が有意義な情報をブログに掲載してくださってたので、なんとか読み解きながら実現できました。そのお世話になった記事へのリンクも併せて残しています。
僕の環境について(実施前)
プロバイダ:ぷらら光(ぷららv6エクスプレス)利用
機器:Synology DS220j
それ以外の機器については図にまとめてみました。
補足)Aterm WG1200HS3にてIPv4 over IPv6 の設定を行っていて、NTTからレンタルしているHGW(ホームゲートウェイ)はルーター機能は使っておらず単に通信をスルーしている構成になっています。詳細は過去の記事に書いてありますので、よかったらそちらをご覧ください。
ブログが公開できるまでの流れ
NASへWORDPRESSのインストール
まずは、ブログを書くためのイレモノ(WORDPRESS)を用意します。
こちらの記事に必要な作業がスクショ付きで解説されています。ほぼほぼこの記載どおりでできました。すばらしい。
インターネット側からアクセスできるようにする(ipV6 IPoE)
あまりこういう作業に慣れていないので、1つずつできることを確認しながら進めました。
ということで、ここでは最初から独自ドメインを取得するのではなく、Synology DS220jを購入したら1つもらえるSynologyのサブドメインを取得して、いわばその借りものURLで接続できるようになるまでを目指します。
必要な手順は、インストール時に参考にしたブログの別記事を参考に作業を行いました。ここまで丁寧に解説されていることにホント頭が下がります。ありがたかったです。
この段階で「インターネット側からhttp(ポート80)やhttps(ポート443)での接続されたら、DS220jを参照するのだぞ」という状態にするために、ルーターでポート開放の作業が必要になります。
このルーターのマニュアルを見ながら実施してみたら、httpもhttpsもポート開放できない。。
なぜか?という理由はそのとき調べてこのサイトで理由が分かるのでした。
繋がらない理由が分かった。それでもいったん接続できるところまでは確認したいので、とりあえず別なポート番号(例えば5000)をポート開放してみる。
※僕の環境ではNECルーターAterm WG1200HS3を使用していて、このルーターは利用可能なポート番号を管理画面に表示してくれるのでどのポートなら使っていいか把握できたのですが、そうでないルーターを使っている場合はIPv6アドレスから計算式で求めることで可能になる、というのもこのサイトで紹介してくださってます。
ここまでの設定が終わったら、1つもらえたSynologyのサブドメインと、開放したポート番号でインターネット側から接続してみる。
ブラウザで、例えば「http://hogehoge.diskstation.me:5000」のURLで接続してWORDPRESSの初期画面”Hello world!”が出てきたので、接続できることは確認できた。よかった。ハロー。
このことで、httpやhttpsでポート開放できたら、接続できるはず。という自信を得たのでした。
インターネット側からアクセスできるようにする(ipV4 PPPoE)
課題としては、(ぷららv6エクスプレス)を使っている環境でポート開放できるようにする、というのが明らかになったわけですが、さてどうしよう。。
と思いながらいろいろ調べてたときに出会ったのが、このブログの記事でした。
この記事内にある機器構成の図示が秀逸で、この図を見て「あぁ、こういう構成にするテがあるのか」とヒラメキをもらいました。ホントにありがたかったです。
もらったヒラメキの勢いで、余っていたBuffaloルーターを追加して、NASのデフォルトGWも変更して、新しい機器構成にしました。
「絵にするって大事だな」と改めて感じたので、僕も作ってみました。誰かの役に立つといいのだけれど。
追加したBuffaloルーターでプロバイダーのユーザーID等を入力して、IPv4での接続を行うように設定し、念願のポートの開放(http 80、https 443)を行います。
ようし、これで接続できるだろう、とテストしてみるものの繋がりませんでした。。
ルーターの設定項目を見返してみても、特に他に設定するところもなく、諦めそうになりましたが、ダメモトでNAS側の設定を見てみました。
DS220jのDSM画面にログインして、関連しそうな項目を探してみると、
コントロールパネル ⇨ 外部アクセス ⇨ ルーターの設定 というのがありました。
こんな画面です。
ここで「作成」ボタンを押すと、ポート開放の設定ウィザード画面が表示されるので、開放したいポート情報を入力する。
その後、「ルーターの設定」ボタンを押すと、なんだか分かりませんがルーターの情報を自動的に探っている様子で、終わるとなにかに合格した、らしいです。
「次へ」と進んでいきます。
すると、なぜか接続できるようになりました。。
ホントなぜだかわからないのですが、わからなすぎるので『ほら、まあ、あれだ、NASがいい感じでアレしてくれたんだな』とうやむやにしてしまうことにしました。
インターネット側から接続できるようになったので、
「http://hogehoge.diskstation.me」(ポート番号の指定なし)で2日ぐらい表示してみて、安定して接続できることを確認しました。
さあ、これで借りものURLでアクセスできるようにすることができました。
次は、自分で決めたURLでアクセスできるようにしたいと思います。
でも少々記事が長くなってしまったので、つづきは別記事で書こうと思います。
未来の僕へ
まだ途中だ。けっこう大変だったな。でもまあ、やってみる価値はあったと思うよ。
使っている機器
僕の家で使っている機器のリンクも載せておきます。1ヶ月弱経っていますが、いまのところ特に問題なく使えています。
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